体の大きなゾウさんは、食いしん坊でいつもはらぺこ。今日も汗をかきながら、一生懸命木になる果実に鼻を伸ばしています。やっとの思いでもぎ取れた、大好物のおいしいおいしいグレープフルーツ。「お酒にしたら、もっと爽やかになるかも！」と思いつきます。「皮をむいたグレープフルーツって、白くて僕のキバにそっくり。実も大きいから、たくさん食べれていいんだよなぁ」。いろんな考えごとをしていたら、たんまりお酒ができちゃいました。

爽やかな酸味とビターな後味が広がるグレープフルーツ。中でも食べ物にはとことんこだわるゾウさんが使うのは、希少価値の高い宮崎県産のグレープフルーツ「月夜実(つくよみ)」。100％たっぷり使ってお酒に閉じ込めました。それでもまだ汗が止まらないゾウさんは、お酒にもうひと工夫。ちょこっとお塩を加えてみました。するとびっくり、グレープフルーツの後口が甘く感じられるじゃないですか。暑い夏にもごくごくと飲めちゃう1本です。

酸味が主体のグレープフルーツからナチュラルな甘みを引き出した、塩のほどよい塩み。和歌山市の酒蔵「世界一統」が果実と相性の良い塩を探し求めてたどり着いた、100％和歌山の海水からとれた天然塩を使用しています。美しい和歌山の海から生まれたミネラルたっぷりの旨み。フレッシュな果汁感や果実味が引き立つバランスのよい味わいになるように、塩を加えました。