上品で愛おしい味わいに
溺れないようゴヨウジン
洋なしを思わせる心地よい香り。口に含むと熟れた白ぶどうやバナナのような風味、そして訪れる深い甘みととろけるような口当たり。上品な甘さの奥に見え隠れするのは、やわらかな酸味。絶妙なバランスを兼ね備えた、他にはない美しさ。冷やせばフルーティーでピュアな香り、温めればバニラやシナモンのような香り。さまざまに見せる表情を慈しんで。愛おしい味わいに、溺れてしまわないようご注意を。
再醸仕込みで深められた
上品で奥深い甘さ
日本酒造りの仕込みに使われる仕込み水。「溺愛」はこの仕込み水の一部にお酒を使用する「再醸仕込み」という方法で仕込みました。この独特な造りによって発酵がゆっくりと進み、とろりとした口当たりと深い甘みが生まれます。特別な人と過ごす夜のひとときや自分を愛おしむ瞬間に、トクベツな時間に自然と側にいて欲しくなる、そんな1本です。
造りに原料、味わいまで
造り手のこだわりを詰め込んで
深い愛おしさを覚える味わいは、濃厚な甘さだけでは成り立ちません。日本酒を生む源となる「酒母」と呼ばれる液体に、天然の乳酸菌を自然の力で成長させた「山廃酛(やまはいもと)」を使用することで、柔らかな酸を生みます。この酸が、甘みを軽快にまとめあげました。お米も酵母も仕込みに使った純米酒も、すべて酒蔵のある佐賀県のものを使用。造り手の強いこだわりが1本に詰まっています。