グラマラスな女性のように
ジューシーな日本酒
幻の酒米「雄町」特有のボリューム感のあるジューシーな日本酒です。例えるならば、グラマラスな女性のような、独特のやさしさとまろやかさを持っています。脂の乗った肉料理や豊富な果汁に例えて用いられる「ジューシーさ」とは一味違った、芳醇でコクがあり、ふくらみのある味わいが特徴です。この個性的な味わいから「オマチスト」と呼ばれる根強いファンがいるのも「雄町」を使ったお酒の特徴です。
酒米のルーツ
幻の酒米「雄町」
「雄町(おまち)」とは、酒米の一種です。「山田錦」や「五百万石」など、様々な品種の交配を続け進化してきた酒米のなかでも、江戸時代末期の100年以上も前に発見され、日本最古の混血のない酒米のルーツ(祖先)とも言われています。背丈が高く、病気になりやすいなど、生産量を増やしにくいことから、希少性の高い「幻の酒米」とも呼ばれている酒米です。
「雄町」の栽培に向いた
岡山県の気候風土
「ジューシー雄町」の原料となる酒米は、岡山県赤磐市の酒蔵・利守酒造(としもりしゅぞう)の近くで収穫された「雄町」を使用しています。一時は絶滅の危機に瀕した「雄町」ですが、温暖で災害が少ない岡山県だからこそ、栽培を絶えず行うことができ、今では、その生産量の95%は岡山県産とされています。日照時間も長く「晴れの国」とも呼ばれる岡山県は、豊富な水量と穏やかな風が吹く、栽培の難しいとされる「雄町」を育てやすい気候風土だと言えます。