瀬戸内海に浮かぶ小さな島
津和地島(つわじしま)
津和地島は、瀬戸内海国立公園にも指定されている自然豊かな小さな島です。年間を通してあたたかく、湿度と気温のバランスのよい地中海性気候の中で糖度の高い柑橘の果物がよく育ちます。また、「せとか」をはじめ「はるみみかん」や「甘平」など、全国にはなかなか出回らない希少なブランド品種も多く栽培されています。
みかんの“大トロ”せとか
「みかんの大トロ」とも呼ばれるせとかは、とろける食感、濃厚でジューシーな味わい、みずみずしいオレンジの香りが特徴の新品種です。外の皮が柔らかいので手で簡単に皮がむけ、内皮ごと食べられるのが特徴で、栽培され始めて間もないため希少な柑橘の果物です。「津和地島せとかのお酒」に使用した津和地島産せとかは、島特有の温暖な気候の中で完熟するまで育てられた、とっても甘いせとかだけを原料に使用しています。
「津和地島せとかのお酒」に込められたつくり手の想い
「津和地島せとかのお酒」の原料に使用したのが、西村幸太郎さんが栽培するせとかです。西村さんは3家族からなる西村農園を運営し、美味しい果物を1番美味しい状態で消費者に届けています。西村さんのこだわりは収穫をすべて手で行うこと。手で1つ1つ収穫することでせとかの熟度を見極めています。また「実を育てるのではなく、木を育てる」をモットーに、美味しいせとかが毎年収穫できる環境を大切にしています。そんな西村さんの想いは、せとかの美味しさをお酒を通じて知って欲しい。そしてせとかの美味しさをもっとたくさんのかたに食べて感じて欲しいという、せとかの栽培を続けるつくり手のこだわりと想いが込められています。